絵酔ダイアリー

イラストと短歌と赤毛のアンの読書備忘録

子猫(川合玉堂)*スケッチ


朝夕は涼しく、少しずつ秋めいてきました。



庭で野良の猫親子が遊んでいました。すぐに何処かへ行ってしまいましたが、子猫の仕草は何とも言えず愛らしいですね。



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ダイソースクラップブック
鉛筆 パステル白



「子猫」

もらい来し虎斑(とらふ)の子猫
いとおしく人になずさい
わが膝にのりては睡る
眼さめては袖にたわぶれ
墨すれば墨にざれより
筆とれば筆に飛びつく
あるはまた積みかさねたる絵の具皿のぼりゆきつつ
筆洗の水呑むときは
さも似たり水呑の虎
探幽えがく  
(川合玉堂)

※なずさい…なついている


絵を描こうとする玉堂に戯れつく子猫。
微笑ましい光景が目に浮かびます。


玉堂の飼っていたのは、茶トラ猫のオスだったのでしょうか。
茶トラの猫の80%はオスだそうです。

探幽とは、狩野派の絵師、狩野探幽です。
京都南禅寺の虎の間の障壁画に描かれた水を飲む虎。
どことなくユーモラスな姿です。

著作権の関係で玉堂の猫(山種美術館所蔵)も水呑み虎も画像は載せられませんが、興味がある方はググってみて下さい。


持っている本に玉堂の飼い猫のスケッチがありました。


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(川合玉堂写生帖 花鳥編より)

玉堂の郷愁ある風景画も素敵ですが、ふと描いたスケッチも、そのシンプルな線の美しさに魅かれます。




ごはんのお供ではないのですが…

最近の私のお気に入り「古代米煎餅」
栄養満点なので食欲のわかない朝や忙しい時にご飯替わりに食べたりしています。

近くのスーパーで14枚入り230円でした。美味しいので、何度かリピートしてます。

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夏の疲れが出る頃でもあります。
体調に気をつけてお過ごし下さい。






「猫好きの友を寿ぐ九月空青玉のごと猫の目の色」(絵酔)

青玉…サファイア


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(parlor catsより)





今日もご訪問下さりありがとうございます😊

四君子の蘭*墨絵&スケッチ


九月に入り、暑さはかなりやわらいできました。クーラー無しでも寝られる様になりました。

ただ、台風が心配です。
どうか大きな被害が出ませんように…



画仙紙を買ったので、四君子を練習しようと思い、まずは蘭から描いてみました。


***
四君子(しくんし)とは、蘭、竹、菊、梅の4種を、草木の中の君子として称えた言葉。また、それらを全て使った図柄、模様。

本来、中国語で君子は徳と学識、礼儀を備えた人を指し、文人はみな君子になることを目指した。蘭、竹、菊、梅の4種の植物がもつ特長が、まさに君子の特性と似ていることから、文人画の代表的な素材にもなった。蘭はほのかな香りと気品を備え、竹は寒い冬にも葉を落とさず青々としている上、曲がらずまっすぐな性質を持っている。梅が早春の雪の中で最初に花を咲かせる強靱さ、菊が晩秋の寒さの中で鮮やかに咲く姿が好まれた。

それぞれの気品の高い美しさから、中国宋代より東洋画の画題としてよく用いられ、春は蘭、夏は竹、秋は菊、冬は梅と、四季を通じての題材となる。 また、これら4つの草木を描くにあたって基本的な筆遣いを全て学べるため、書を学ぶ場合の永字八法と同じように、画法を学ぶ重要な素材となっている。

(ウィキペディアより)
***


画仙紙100枚入りでも、あっという間になくなりそうです。
新聞紙や半紙にも練習しますが、紙によって全然、違います。





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半紙  墨



画仙紙にも

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うーん、難しい。なかなか思ったような線は描けません。





下敷きは、100均の大きめのフェルトを2枚貼り合わせて縫って使っています。

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折りじわができないように、くるくると丸めて保管しています。



四君子のは春蘭ですが、蘭を描く参考にしようと市場でミニの蘭を買いました。
お値段も140円とプチプライス。
ちょっと葉っぱが落ちていましたがまだまだ元気そう。






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スケッチブック
ペン  パステル鉛筆



春蘭の花弁を塩漬けして、お茶にしたものがあるそうです。
桜湯みたいな感じかな。


お祝い事の時にいただくようです。

売っているのを見た事はありませんが、蘭茶、機会があれば飲んでみたいです。




ウォーキングで見かけたサボテン。

蘭とは違いますが、花のつき方が面白いです。

用水に倒れる様に植わっていました。
名前はわかりませんが、綺麗な花が咲くのですね。ピンぼけですみません💦

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木のある風景(赤毛のアン)*スーザン・シーウィ水彩画

残暑が厳しいですね。

暑い中でも、木がある場所は涼しく感じます。その木が大きければ大きい程、その効果は高いです。

赤毛のアンのお話にも、木の話が度々出てきます。

 


アン一家は、手狭になった夢の家を後にして、新しいわが家、炉辺荘に引っ越します。

アンもダイアナも伴侶と可愛い子どもたちに恵まれます。
久しぶりに単身グリーンゲイブルズに戻ったアンは、ダイアナと一緒にひととき少女に戻り、お喋りを楽しみます。


***

「芝生にあるたくさんの大きな木。あれもみんな大好きよ。
だれが植えたのか知らないけれど、二階にあがるたびに、踊り場で足をとめて⋯ほら、あそこに深い出窓があって、腰をおろせるようになっ、いるでしょ⋯あそこにすわりこんで、しばらく外を眺めながらいうの。
『どなたかは存じませんが、あの木を植えた方に、神さまの御恵みがありますように。』
うちには木が多すぎるけれど、一本だって切る気はないわ。」

「フレッドそっくりね。フレッドは、家の南側にあるあのヤナギの大木を、神さまみたいに思っているのよ。
客間の窓からの眺めがさえぎられてしまうって、いくらいっても、「眺めはさえぎるかもしれないけど、そのくらいのことで、きみはあんなすばらしい木を切る気かい?』っていうの。

だから、ヤナギはそのまんま。それに、たしかにすばらしい木よ。それでわが家を、(一本ヤナギ農場)ってよぶことにしたの。
炉辺荘という名前も好きだわ。家廷的な、とても良い名前ね。」
(アンの愛の家庭 第二章より)

***


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ワーグマン水彩紙 F6

デザイン by ビル・ブラックマン

(元の絵は油絵でしたが、マスキングを沢山して透明水彩で描いています。)


御神木がある様に、人間よりも長生きする木には特別な力がありそうです。




もうそろそろ夏の雲ともお別れですね。クマゼミアブラゼミに変わってツクツクボウシが鳴いています。




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滝(藤原盛方)*墨絵


先日、運転試験場に免許の更新に行きました。
普段は近くの警察署に行くのですが、コロナで更新手続きがストップされて、延長をしました。

その余波で警察署の更新手続きが混み過ぎていて、私は試験場でないと更新できないとのことでした。


コロナ対策で待っている場所が、外のガレージでした。屋根はありますが、扇風機の風も届かず暑かったです。
更新手続きをする建物はクーラーがきいているので、案内されてホッとしました。

感染予防の為にマスクとフェイスシールド両方を付けている職員の方がいました。(かなり暑い💦と思われます)





暑いので滝を水墨で描いてみました。




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「岩間より落ちくる滝の白糸はむすはて見るも涼しかりけり」(藤原盛方)


画仙紙 墨



水墨画の教科書では、ニカワを混ぜて描く描き方を紹介されていましたが、手持ちにないので水だけで白抜きしてみました。
全然、抜けませんでした。
水彩紙の様には、いきません。








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書道具屋さんで水墨画練習の為に紙を買いました。
この画仙紙、滲みは少ないと言われましたが、水彩紙に慣れた感覚では相当滲みます。


久しぶりに描く水墨画は正直、難し過ぎて。
練習用紙100枚入りってプレッシャーがありますね。
描き直しができないのって辛いです。紙の無駄使いかも、と思いながら何枚か練習しました。

水墨画本の先生の言葉にありました。

「一筆入魂」 確かに…

なかなかそうは、いきませんが。








滝と言えば数年前に友人夫婦と訪れた大分の豊後大野にある「原尻の滝」を思います。

普通、滝は山の中にあって辿り着くまでにかなり登り坂を歩かなければいけないイメージですが、ここは違った!すぐ側まで車で行けます。
田園平野に突然現れるのです。
足に自信がなくても滝を楽しめる貴重な場所。

原尻の滝は東洋のナイアガラとの異名もあります。
そこまで規模は大きくないですが、太古の息吹を感じるパワースポットの気がします。
鳥居もありました。
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また 訪れたい場所の一つです。




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